ダイビング器材の当社における破棄について
平素より伊豆大島ダイビング うみのわをご利用いただき、厚く御礼申し上げます。
この度、当店うみのわ内にて社員の確認不足により、当店に配達されたお客様のお荷物を誤って破棄するという事案が発生いたしました。
破棄してしまった荷物の中にはダイバーメディカルシートなどの個人情報が含まれております。
また、被害を受けたお客様に対し、誤破棄を行ったのが他のダイビングショップだと虚偽の内容をお客様に伝え、また重ねて上司への虚偽報告により、関係のないダイビングショップや配送業者様に責任を擦り付けるという許されない行為により、多大なるご迷惑をお掛けすることとなりました。
被害にあわれたお客様、ご迷惑をおかけしたダイビングショップ、配送業者様、関係各所の皆様には誠意をもってお詫びを進めておりますが、改めてこの場を借りてお詫び申し上げます。
誠に申し訳ございませんでした。
1.概要
該当する荷物は9月10日に、ダイビングを引退する為、道具の破棄を依頼をされていた他のお客様の荷物と一緒に配達され、翌9月11日にその荷物の中にある不用品の処分をしている際に、差出人の確認を怠り、誤って一緒に破棄してしまいました。
9月12日に被害にあわれたお客様が来店され、荷物の到着状況を尋ねられた際に、誤って破棄してしまっていた事が判明いたしました。
その際とっさにお客様に「他のダイビングショップに誤配送されているかもしれない」と虚偽の内容を伝え、事実を隠蔽しました。
実際には他のダイビングショップにお荷物が誤配送された事実はなく、また他のショップが荷物を破棄したこともなく、当店うみのわの社員が破棄をしてしまいました。
すでに被害にあわれたお客様やダイビングショップの皆様、配送業者様、関係各所の皆様には事実をお伝えしております。
2.お荷物の状況
破棄してしまったもの
ログブック・Cカード・ログブックケース(システム手帳)・ダイバーメディカルシート(医師の診断書)
ダイビングマスクケース・ハウジング用スペアOリング・ストロボ用スペアOリング・防水バッグ・衣類・タオル・ビーチサンダル
破棄しなかった物
マスク・スノーケル・グローブ・ブーツ・フィン
レギュレーター・BCD・ウエットスーツ・メッシュバッグ・ダイビング用キャリーバッグ
カメラ・ハウジング・水中ストロボ・指示棒・タオル(一部)
3.今後の対応
現在被害にあったお客様、ダイビングショップ、関係各所に誠意をもって謝罪中です。
また、二度と同様の問題を起こさない為に再発防止策を作成し、実施しております。
4.再発防止策
荷物の誤破棄について
① 必ず、荷物の受取は有人にて行い、宛先、送り主、個数をその場で確認致します。
② お客様の荷物は、けして開封する事はせず、送り主の許可を受けた物のみ、二人で確認し合い、開ける事とする。
③ 前日までに当社に到着予定のお客様の荷物を確認し、無い場合は、社内を確認後、配送業者に連絡を致します。
④ もし誤配(他店の受取または他店への配送)があった場合は、配送業者に対応を依頼し、けして当事者間(ダイビングショップ間)同士のやりとりを致しません。
⑤ 受取ノートを設置し、確認したスタッフ名と数・送り主・到着日などを記入し、記録を残します。
⑥ 不在時には、お客様の荷物の破損の責任を防ぐためにも、必ず配送業者に再配達を依頼し、対応してもらうように致します 。
⑦ 当社では置き配を禁止し、必ず再配達を依頼する事とする。
⑧ 届く器材の場所を明確に決める事。
⑨ お客様の立場になって、トラブルは第一優先で全社で対応する。
虚偽の報告や、他ダイビングショップへ責任を擦り付けた行為について
① 会社内での相談、報告を行うことができる環境の再構築。
② 全社員に対するコンプライアンス研修や該当社員のボランティア活動の実施。
③ 該当社員に対する懲戒処分と、それに伴う会社組織改編と処分。
改めまして、この度被害にあわれたお客様、ダイビングショップの皆様、配送業者様、ならびに本件によりご迷惑をお掛けした関係各所の皆様に深くお詫び申し上げます。
この度の事案を厳粛に受け止め、信頼回復に努めてまいります。 2025年10月11日